さぬきコレクション、四国まんなか千年ものがたり特集第2弾です。
情報量があまりにも多くて、連載になった、この四国まんなか千年ものがたり。
第一弾は車両内のこだわりをご紹介しています。
まだ読んでない方は、こちらの記事もご覧下さい!
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JR四国人気の観光列車|四国まんなか千年ものがたり車内を徹底取材!
今回は多度津〜琴平間をご紹介します
いつもは見慣れた風景が、四国まんなか千年ものがたりマジックにかかるとどう見えるのでしょうか。体験レポートです。
目次
多度津駅から出発まで
こちらは多度津駅です。いつも見慣れた風景です。そうですね、まだ乗車していません。
いつも通っている場所って、あまり気にとめないのですが、今日、気分は観光客なので、ちょっとテンション高めです。こういう気配りにも敏感になります。
ちょっと脱線
あれ、でもいつの間にこんなものが。TADOTUコッペなるものを発見しました。
駅舎となりのウィリーウィンキーで販売しているようです。
しかし今日は乗車時刻があるのと、なにより電車内で食事を食べるのですから、ここはじっと我慢です。今度ゆっくりご紹介することにします。
多度津駅構内へ
多度津駅ホームにある自動販売機も、千年ものがたり仕様になっています。
車内に入ります。
アテンダントさんの笑顔に導かれるように、車内にはいります。
今回は秋をイメージした3両目の車両、「秋彩の章」に席を取っていただきました。
さあ、多度津駅を出発です!
景色が流れています。なんでしょう、写真だけでも伝わる、この贅沢な感じ。
乗り馴れた土讃線のはずなのに、電車の中から撮影した写真とは思えません。
しばらくすると、アテンダントさんがこれを渡してくれました。ウェルカムサービス引換券?なんでしょう。
どうやらこの引換券があると琴平駅にある、観光列車専用待合室「ラウンジ大樹」でウェルカムサービスが受けられるようです。食事を予約した人だけに渡される特典です。
なんでしょう、楽しみです。
席回りのあれこれをチェック!
さて、琴平駅に到着する迄に、お席周りのもろもろをチェックしてみることにしました。
イチオシの商品
机の上に置かれてあった、おすすめのPOPから。期間限定のデザートやオリジナルグッズのご紹介でした。
- 冬限定のおしることホットワイン
- デザートも季節ごとに変わります。
- オリジナルグッズも販売しているようです。
千年ものがたり沿線マップ
こちらは手書き風の見所案内。丁寧に書かれています。
- 左端に置かれていたマップ
- あけると手書きの見所案内が!
- 色鉛筆の優しい雰囲気。
車内メニュー
予約をしていない方は、カフェメニューがあるので車内での飲食も可能です。
こちらがメニューの表紙です。さすがに高級感があります。
- あけたところにもロゴマーク
- 季節のスイーツとオリジナルグッズ
- バーガーやサンドなどの軽食も
- 沿線の地酒なども楽しめます。
- 千年ものがたり特製のお土産
- メニュー、持って帰ってしまう人がいるんでしょうか
リピーターらしきおばさまがたは、早速スイーツを注文しておられました。ちょっとうらやましい(笑)でも大丈夫です。お楽しみは後です!
その他もこだわり三昧
- 箸置きは水をイメージしています
- このランチョンマットもオリジナル
- スプーン置きもちがう
ずっと気になっていたこのランチョンマット。メニュー表を置いていたら気づきませんが、実はこちらはさぬきのり染のオリジナルランチョンマット。鮮やかな黄色(芥子色?)が気分を明るくしてくれました。
とかなんとかやっていたら、琴平駅に到着しました!
琴平駅に到着!!
さあ、琴平駅のレトロな雰囲気と車両が絶妙です。
そして、先ほどいただいたウェルカムチケットを手にしっかり持って、ワクワクしながら観光列車専用待合室「ラウンジ大樹」に向かいます。
列車専用待合室「ラウンジ大樹」
入り口はこちら、奥にこんぴらさんのトレードマークが見えています。
アテンダントさんの笑顔でお出迎えです。
この四国まんなか千年ものがたりのアテンダントさんのおもてなしも評判のひとつです。
ご一緒した乗り鉄の方のお話によると、アテンダントさんのサービス対応の気配り目当てにリピートする方も多いそうです。
そして、アテンダントさんから先ほどのチケットと引き換えに、いただけるのが、こちら。
白いんげんの温かいスープ。
とろっとした甘みといんげんの味わいが、口の中に広がりました。ほっとするお味でした。
待合室内は、大きな木と、こんぴらさんのマークがまず目に入り、白を基調とし、清潔感のある上品な空間です。
四国千年ものがたりオリジナルグッズの販売や、車両の模型など、見所もたっぷり。ゆっくり見ていたら電車に乗り遅れてしまいそうなほど充実っぷりでした。
名残惜しいと思いつつも、発車時間になりました。車両に向かいます。
駅員さんや、見送りの方々のお手振りで、お姫様気分で琴平駅を後にしました。
電車のスピードはゆっくりです。
聞いたところによると、絶景、見所ポイントではスピードを落としてたっぷりと景色を堪能し、そのほかのところはスピードを上げる、という、この千年ものがたりの観光列車は運転手さんの運転技術が非常に問われるそうです。
ちなみに私は、高校時代は琴平〜丸亀まで電車通学していました。
多度津〜琴平間といういつも見慣れた景色がこんなにも違って見えるなんて、まさに観光列車だと思いました。
さあ、まだまだ旅は続きますよ!!