[2017.12.26放送分より抜粋]
猪熊弦一郎現代美術館を身近で利用しやすい施設にしたいと考えている丸亀市が
12月18日、丸亀市役所で市民座談会を開きました。
市民が利用しやすい美術館に
猪熊弦一郎現代美術館は、1991年に全国でも珍しい駅前美術館として開館しました。
美術館は、現在、年間来場者数、およそ10万人となっていますが、そのうち、市民は、およそ3割しか来場していないそうです。
そこで丸亀市では、文化振興の中核施設の美術館を、広く市民により親しまれる運営を目指し、今回初めて、市民と一緒に考える市民座談会を開催しました。
この日は、美術館の活用などに興味のある10人が参加し、意見交換を行いました。
参加者からの意見
参加者からは、
『スロープが無いため、車椅子の人の利用が難しいのでは?』
『市民にとっては、立地が良すぎるのでは?』
『市民ギャラリーとして活用してみては?』
『子どもたちに一流の美術をみてもらい目を肥やしてほしい。』
『未来の子どもたちの為に美術館を開放的に使用できないのか?』
『心の病院として美術館を活用してみては?』
などと活発な意見が出されました。
これらの意見に対し、丸亀市職員は、
『貴重な意見がたくさん出されました。これらの意見を元に今後の座談会の方向性を
決めていきたい。』
と話していました。
ハッピーミモカを目指し、次回も市民座談会を開催することになっています。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
CVCニュースって?
中讃テレビの「CVCニュース」は初回放送が月曜〜金曜の18:30〜18:45までの15分番組。
1回の放送につき、約3本のニュースを放送している。
中讃地域で行われる地元のイベントや夏まつり、花火大会、秋のちょうさ祭りなどの大きなイベントはもちろん、小中学校の運動会、卒業式、遠足や課外活動(やっぱりうどん体験とかもある)に至るまで、中讃地域に住んでいる人もなかなか見ることがかなわないディープでニッチなニュースをお茶の間に届けている。
ちなみにCVCは「Chusan Cable Vision Corporation」の略らしい。
香川県とケーブルテレビ
日本一小さい県と言われる香川県は、西讃、中讃、東讃と3つのエリアに文化圏が分かれている。「中讃テレビ」はその真ん中、中讃地域に位置しているケーブルテレビ局。
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