[2017.11.8 放送分より抜粋]
まんのう町の神野(かんの)公民館の敷地内にある田んぼで8日、満濃南小学校の児童が稲刈りを体験しました。
児童が稲刈り体験
満濃南小学校では、米作りを通して、昔の人の知恵や技術を学んでもらおうと総合学習の一環で、米作り体験学習を行っています。
この日は5年生30人と、神野地区のボランティアグループ勝手連(かってれん)のメンバー20人と一緒に鎌を使って稲刈りに挑戦しました。
古代米を昔ながらの機械を使って
今回収穫されたのは古代米の緑米(みどりまい)というもち米で児童は5月に籾蒔き、6月に田植え、9月には米の花の観察と、月日をかけて米の成長を見守ってきました。
鎌を初めて手にした子供たち。最初はおぼつかない手つきでしたが時間が経つと慣れてきたようで手際良く稲を刈っていました。その姿に、勝手連のメンバーも驚いていました。
稲刈りの後、昭和初期まで使用していた千歯こぎや足踏式脱穀機を使って、昔ながらの脱穀に挑戦しました。
最初は不安だった子供たち体験するにつれて、段々楽しくなってきたのか何度も取り組んでいました。
この日収穫されたお米は後日、児童が餅つきをして、全校児童や日頃からお世話になっている地域の人たちに振る舞うことになっています。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
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