[2017.11.15放送分より抜粋]
西野金陵多度津工場で15日、今年の酒づくりの成功を祈願する初しぼりの儀が行われました。
芳醇な香りとほんのりとした甘み
西野金陵多度津工場では、新酒(しんしゅ)の出来上がる11月中旬に毎年、初しぼりの儀を実施しています。
この日行われた神事には、酒販店の関係者などおよそ40人が出席しました。
献酒(けんしゅ)の儀では、多度津工場の酒井製造課長ができたばかりの新酒を盃に注ぎ、金刀比羅宮の神職(しんしょく)が祭壇に献上しました。
西野金陵多度津工場では、10月23日から仕込み作業を開始しました。
新酒の原料となる「さかまい」「オオセト」は、9月頃の長雨の影響が心配されましたが今年も例年通り、良いコメができたそうです。
今年の初しぼりは、甘さとにがみをうまく合わせた香りの高い素直なお酒に仕上がったそうです。
新酒 金陵 初しぼりは、11月18日より県内のスーパーや酒店などでおよそ5万2千本販売されることになっています。
また、11月18日と19日の週末には、琴平町の 金陵の郷 で「第17回祝宴(しゅくえん)金陵 初しぼり」が開催されます。
会場では、鏡開きや振る舞い酒、お楽しみ抽選会など行われることになっています。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
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