[2017.9.11放送分より抜粋]
丸亀で八朔の日のだんご馬づくり 城西小が見学
地域の伝統行事を後世に伝えようと、丸亀市の城西コミュニティセンターで9月6日、八朔だんご馬作りが行われ、城西小学校の児童が見学をしました。
この見学会は次代を担う子供たちに地域の伝統文化を伝えようと城西コミュニティが15年前から毎年開催しています。
この日、だんご馬の製作にあたったのは丸亀市在住でこの道8年の大西芳市(おおにし・よしいち)さんと川内洋一(かわうち・よういち)さんの二人です。
見学に訪れた城西小学校の3年生85人は、慣れた手つきで作業をする2人とだんご馬の完成を見守りました。
八朔の日の風習とは
この風習は主に丸亀や仲多度、三豊地方などで古くから伝わってきました。
四国丸亀藩)の藩士で馬術の名手だった曲垣平九郎(まがきへいくろう)の勇姿にあやかるもので、男の子の健やかな成長を願い、旧暦8月1日の八朔の日にだんご馬を飾ります。
興味津々の子どもたち
「時代が進むにつれこの風習も薄れてきた」
と、だんご馬をつくる大西さんは語りますが、見学する子供たちの顔は興味津々の様子。
この日は馬のほかに餅で鯛やうさぎなども作られ、子どもたちは
「かっこいい!」「本物みたい!」
などと歓声をあげました。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
CVCニュースって?
中讃テレビの「CVCニュース」は初回放送が月曜〜金曜の18:30〜18:45までの15分番組。
1回の放送につき、たいてい3本のニュースを放送している。
中讃地域で行われる地元のイベントや夏まつり、花火大会、秋のちょうさ祭りなどの大きなイベントはもちろん、小中学校の運動会、卒業式、遠足や課外活動(やっぱりうどん体験とかもある)に至るまで、中讃地域に住んでいる人もなかなか見ることがかなわないディープでニッチなニュースをお茶の間に届けている。
ケーブルテレビの特徴として、ニュース番組だけど、週に何度か再放送もある。
ちなみにCVCは「Chusan Cable Vision Corporation」の略らしい。
本来「CCVC」だが、ロゴマークを作る際に「CVCやったら顔みたいやし、すわりがええから一個にしよ」ということでCVCになった経緯があるそう。
香川県とケーブルテレビ
日本一小さい県と言われる香川県は、西讃、中讃、東讃と3つのエリアに文化圏が分かれている。「中讃テレビ」はその真ん中、中讃地域に位置しているケーブルテレビ局。
活動、放送エリアは丸亀、多度津、まんのう、琴平。
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