[2019.3.12放送分より抜粋]
四国新聞社が県内各地で開催している四国新聞移動編集局わがまち未来会議が3月2日、琴平町で開催されました。
四国新聞社では、未来の地域や街について住民と共に考える移動編集局わがまち未来会議を2017年8月から開催しています。
8回目の開催となった琴平町での会議には琴平高校の生徒、郷土史家、会社の社長、神社の神職など、年齢も職業も異なる12人が参加。
「まちの素顔 知られざる琴平」などをテーマに意見交換を行いました。琴平町は、年間およそ300万人が訪れる県内屈指の観光地であるものの、人口は減少し、少子高齢化が進んでいます。
参加者からは
「町を出た人は戻ってきたくても仕事がない」
「空き家は増え続けているのに、一方で若い夫婦や家族が住みたくなるような新しいアパートやマンションなどは少ない」
などの意見があがりました。
また、
「ニンニクやナバナなどの特産品があり、琴平は観光だけでなく農業も凄いことをPRして欲しい。」
「若い観光客が増えているのに、町内には高級な宿泊施設ばかりなので、民泊や安く泊まれる施設も必要である」
など町の活性化への意見もありました。
会議を傍聴した琴平町の片岡町長は、参加者から多くの意見があがったことに対して、行政と住民が協力して盛り上げていきたいと話していました。
この会議であがった意見は3月17日の四国新聞に掲載されるそうです。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
CVCニュースって?
中讃テレビの「CVCニュース」は初回放送が月曜〜金曜の18:30〜18:45までの15分番組。
1回の放送につき、約3本のニュースを放送している。
中讃地域で行われる地元のイベントや夏まつり、花火大会、秋のちょうさ祭りなどの大きなイベントはもちろん、小中学校の運動会、卒業式、遠足や課外活動(やっぱりうどん体験とかもある)に至るまで、中讃地域に住んでいる人もなかなか見ることがかなわないディープでニッチなニュースをお茶の間に届けている。
ちなみにCVCは「Chusan Cable Vision Corporation」の略らしい。
香川県とケーブルテレビ
日本一小さい県と言われる香川県は、西讃、中讃、東讃と3つのエリアに文化圏が分かれている。「中讃テレビ」はその真ん中、中讃地域に位置しているケーブルテレビ局。
活動、放送エリアは丸亀、多度津、まんのう、琴平。
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