[2019.7.19放送分より抜粋]
善通寺市・琴平町・多度津町の1市2町が共同で整備していた学校給食センターが完成し、このほど開所式が行われました。
学校給食センター開所式
善通寺市・琴平町・多度津町はこれまで、各自治体が学校給食センターを運営していましたが、老朽化が課題になっていたことから2年前に協議会を発足させました。
その後、1市2町が共同で整備を行うことで決定し、善通寺市生野町(いかのちょう)に用地を購入し、先月、ようやく工事が完成しました。
この日の開所式には、1市2町の首長や学校給食センターの関係者らおよそ50人が出席。
この中で、協議会会長を務める丸尾(まるお)幸夫(ゆきお) 多度津町長は、
「子どもたちが大人になってからも学校給食を思い出してもらえるように取り組んでいきたい」と挨拶しました。
協議会によりますと新しく建てられた学校給食センターは鉄骨2階建てで、延べ床面積は3394、30㎡。1市2町の14の幼稚園と19の小中学校が対象校になっていて1日あたりの調理能力は最大で6500食。このうち、アレルギー対応給食は1日あたり65食作れるようになっています。
施設の2階には調理の様子を見ることができる見学通路が設けられ、食育の推進や安心安全に配慮した設計になっています。
また、民間の資金やノウハウを生かして公共サービスを提供するPFI方式を採用しています。
総工費はおよそ21億8000万円です。
給食センターの運用は、各学校の二学期から行われる予定です。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
CVCニュースって?
中讃テレビの「CVCニュース」は初回放送が月曜〜金曜の18:30〜18:45までの15分番組。
1回の放送につき、約3本のニュースを放送している。
中讃地域で行われる地元のイベントや夏まつり、花火大会、秋のちょうさ祭りなどの大きなイベントはもちろん、小中学校の運動会、卒業式、遠足や課外活動(やっぱりうどん体験とかもある)に至るまで、中讃地域に住んでいる人もなかなか見ることがかなわないディープでニッチなニュースをお茶の間に届けている。
ちなみにCVCは「Chusan Cable Vision Corporation」の略らしい。
香川県とケーブルテレビ
日本一小さい県と言われる香川県は、西讃、中讃、東讃と3つのエリアに文化圏が分かれている。「中讃テレビ」はその真ん中、中讃地域に位置しているケーブルテレビ局。
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