[2019.3.12放送分より抜粋]
琴平ロータリークラブなどが主催する自由討論大会が、3月9日、丸亀市綾歌町のアイレックスで開催されました。
みんなで子どもたちを考える
この自由討論会は、ロータリークラブの中でインターシティミーティングと言い、会員相互の親睦と面識を広め、会員に様々な情報を伝えることを目的に毎年、行っています。今回は、琴平ロータリークラブと高松中央ロータリークラブが中心となって開催されました。
ロータリークラブは、世界初の社会奉仕団体で、200以上の国と地域で活動しており、現在、会員数は、120万人を越えています
香川県では、坂出市を境界に東が香川第一、西が香川第二と2つの地域に分かれています。
香川第2には、丸亀、琴平など8団体が活動しています。
この日は、「大人の事情・子どもの事情」と題して、次世代を担う子どもたちについて考えるシンポジウムが行われました。
シンポジウムでは、琴平町社会福祉協議会の越智(おち)和子(かずこ)さんなどを招いて、全国・香川県内の子どもたちの置かれている状況や、孤食を減らすこども食堂の紹介などが行われました。
最後には、記念講演会が行われ歌手でエッセイストのアグネス・チャンさんを講師に招き、貧困地域の子どもたちの状況や栄養失調により多くの子どもたちが亡くなっている現状などが話されました。
ロータリーの会員たちは、次世代を担う子どもたちが厳しい状況に置かれている現状を聞き、より一層の支援が必要であることを実感していました。