[2018.6.14放送分より抜粋]
児童文学の作品を子供たちに話して聞かせる「全国童話人(どうわじん)協会」のメンバーが多度津小学校を訪れました。
口演童話で子供たちに豊かな心を
「口演童話(こうえんどうわ)」は、本を持たずに身振り手振りを交えて昔ばなしや神話などの児童文学作品を話していきます。
口演童話を通して子どもたちの心を豊かにしようと活動している 全国童話人協会(どうわじんきょうかい)の皆さん。前日に丸亀市で総会が行われ、全国から集まった会員が、この日、近隣の幼稚園や小学校などを訪れました。
多度津小学校には24人が訪問。年齢や学年に合わせて作品の内容を変えるため、それぞれの会員が各教室ごとに別れて口演を行なうことになりました。
3年西組の教室では、児童たちは話を聞きながら大笑いしていました。みんな口演童話に夢中になっている様子です。
ベテランたちが繰り広げる口演童話
奥井照夫(おくい・てるお)さん。口演歴は40年というベテランです。
奥井さんは、ユニークな口調で話しをし、児童たちの心をつかんでいました。
後藤晴子(ごとう・せいこ)さんは口演歴30年。
東北の言葉を使って優しく物語をすすめていきます。
児童たちは、口演者(こうえんしゃ)の言葉と物語の内容をしっかりと聞きながら、その作品の中に吸い込まれるように話を聞いていました。
口演童話を聞く子どもたちのキラキラと輝いた目が印象的でした。全国童話人協会では年に2回、このような活動を行っているそうです。
※この記事は、中讃テレビで放送中のニュース番組「CVCニュース」内で放送された内容です。
CVCニュースって?
中讃テレビの「CVCニュース」は初回放送が月曜〜金曜の18:30〜18:45までの15分番組。
1回の放送につき、約3本のニュースを放送している。
中讃地域で行われる地元のイベントや夏まつり、花火大会、秋のちょうさ祭りなどの大きなイベントはもちろん、小中学校の運動会、卒業式、遠足や課外活動(やっぱりうどん体験とかもある)に至るまで、中讃地域に住んでいる人もなかなか見ることがかなわないディープでニッチなニュースをお茶の間に届けている。
ちなみにCVCは「Chusan Cable Vision Corporation」の略らしい。
香川県とケーブルテレビ
日本一小さい県と言われる香川県は、西讃、中讃、東讃と3つのエリアに文化圏が分かれている。「中讃テレビ」はその真ん中、中讃地域に位置しているケーブルテレビ局。
活動、放送エリアは丸亀、多度津、まんのう、琴平。
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